フラダンスとタヒチアンダンスの違いとは?踊りの特徴から解説!

ハワイのダンスとして有名な「フラダンス」。似たようなダンスに「タヒチアンダンス」がありますが、この2つの違いが「よくわからない……」という方は意外と多いのではないでしょうか。そこで今回は、フラダンスとタヒチアンダンスの違いをそれぞれの踊りの特徴から解説していきたいと思います。

フラダンスはゆったりとした踊りで手の動作が中心!

フラダンスとタヒチアンダンスの違いは、それぞれの踊りの特徴から知ることができます。まずはフラダンスについて見ていきましょう。

フラダンスには主に2つの踊りがあります。それは「カヒコ」と「アウアナ」です。以下で、この2つのダンスの特徴をご説明します。

カヒコ
カヒコは、昔から伝わるフラダンスの代表的な踊りです。起源が古いこともあり、一般的には「古典フラ」とも呼ばれ、神にささげる神聖なダンスであると知られています。曲のテンポは速い時もありますが、基本的には落ち着いていてゆったりとした踊りであるところに特徴があります。表現は主に手を使って行ないます。
アウアナ
カヒコに比べ歴史が浅く、近代になって生まれたのがアウアナです。アウアナもカヒコと同じように手を使って表現を行ない、曲もそれほど速いテンポではありません。

この2つの踊りからフラダンスの特徴を見てみると、「テンポがそれほど速くないこと」、「ダンスの表現を手で行なうこと」の2つにまとめることができます。つまり、フラダンスは基本的にゆったりとした踊りで、手で表現を行なうダンスであるということがわかります。

タヒチアンダンスの踊りはテンポが早めで腰の動作が多め!

一方、タヒチアンダンスの踊りには、どれくらいの種類があるのでしょうか。フラダンスと同じで、タヒチアンダンスにも2つの踊りがあります。

オテア
オテアは、タヒチアンダンスでもっとも有名な踊りです。曲のテンポが速く、腰の動きで表現を行ないます。多い時で1分間に約200回腰を振るなど、激しい動作を行なうところに特徴があります。
アパリマ
アパリマは、腰の動きに加え、手の動作もついた踊りです。速いテンポでダンスを行なう時もありますが、オテアよりテンポのスピードはゆったりであるところに特徴があります。一説ではフラダンスの原型ではないかとも言われています。

この2つの踊りからタヒチアンダンスの特徴を見てみると「テンポが速いこと」、「基本的に腰の動作が多いこと」の2つにまとめられます。ここにフラダンスとの違いがあるということがわかりますね。

初心者にオススメなのはどっち?
ダンスを選ぶ時に大切となるポイントとは?

フラダンスとタヒチアンダンスの違いがわかったところで、初心者でも気軽に踊ることができるのはどっちなのか、気になる方は多いのではないでしょうか。結論からお話しすると、どちらのダンスも初心者から気軽に始めることができます。

ただ、選択する時には、あらかじめダンスを始める目的をしっかり決めておくことをオススメします。「なんとなく……」で決めてしまっては、たとえば、ダイエットでダンスを始めた場合、「思ったより効果を感じられなかった……」なんてことにもなりえます。

フラダンスとタヒチアンダンスの効果から判断するのも方法の1つですし、楽しく踊れて長く続けられそうな方を選ぶのも方法の1つですので、自分がダンスを習い始めようと思っている目的を決めてから、どちらかを選択するようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、フラダンスとタヒチアンダンスの違いについてご紹介してきました。フラダンスとタヒチアンダンスは、似たようなダンスのため、その違いを知っている方はそう多くないと思います。しかし、この2つにはダンスの種類や特徴などに異なる点があります。「どっちのダンスにしようかなぁ……」と悩んでいる方は、ここでご紹介したことを踏まえた上で決めてみてくださいね。

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